7.参 考
     2階天井裏と1階居間の「Splitter」(EOC−I)の接続写真。
RETURN
4.結 果
    既設100BASE−Tから同軸に変えて利用していますが、違和感はありません。
    (注: WAN側がCATVによるInternet接続で数メガしか出ていない)

5、課 題
    ・ 接続するPCの機種によりUTPケーブルの変更が必要となった。
      実験当初は「松下電器のLet'snote」をストレートのUTPケーブルで接続していましたが、
     PCをIBM ThinkPad に変更したところまったく通信が出来なくなりました。
      手探りで対応方法を模索したところ、接続ケーブルをクロスのUTPケーブルに変更するこ
     とにより、通信可能となりました。
      最近のUTP_LANインタフェースはMDIオートクロスオーバー機能をサポートしており、UTP
     ケーブルに少々の結線違いがあっても接続できてしまうことがある。
      少し以前はMDI極性反転機能というのが主流でしたが、最近はおおよそMDIオートクロス
     オーバー機能をサポートしているので、そのサポート機能の違いから、不可解な事象が起
     きていることが予想されますが、憶測の域を出ていません。
      何方か、UTP_LANインタフェース等に詳しい方のアドバイスを頂けませんか。
    ・ テレビ放送と併用していない。
      今回の実験では、同軸ケーブルをLAN専用としてテレビとの併用は行っていません。
       ・ 理由:
         ・我が家のテレがCATVのため、当該LANの信号がCATV側に漏れた場合の影響。
          (CATVインターネットの上り周波数と重なっている。)
       ・ 対応:
         ・RFアンプが上りを遮断しているか確認。
         ・当該「Splitter」の「CATV端子」への漏れを確認。
         ・CATV局の確認  等
    ・今後の検討課題
       ・ 今後当該「Splitter」が一般に出回り、テレビ視聴がCATVの場合の影響。
       ・ 100BASE−T規格の製品(EOC−IN)もあるが、LAN専用とすれば利用可能。
        (入手出来次第実験予定・地上アナログテレビ放送と周波数が重なる)
       ・ 当該「Splitter」が1GHz以上に対応していないため、BS/CSが利用出来ない。
        (1GHz以上に対応予定の話もある)
       ・ BS/CSアンテナへの給電等の確認が必要。

6.今後の予定
    ・ テレビ視聴への影響確認。
    ・ 周辺電波環境の測定。
    ・ 「Splitter」(EOC−I)間の転送速度測定。
    ・ 100BASE−Tの製品も実験。

6.その他
    ・ 当該「Splitter」はインターネットを利用するアマチュア無線家にとって興味ある製品と
     思います。
    ・ JA4CZM局も同様に評価準備中。
    ・ 興味ある方は是非意見交換をお願いします。(JARL経由のE−Mail JA4CZB)