4.結 果
既設100BASE−Tから同軸に変えて利用していますが、違和感はありません。
(注: WAN側がCATVによるInternet接続で数メガしか出ていない)
5、課 題
・ 接続するPCの機種によりUTPケーブルの変更が必要となった。
実験当初は「松下電器の
Let'snote」をストレートのUTPケーブルで接続していましたが、
PCをIBM
ThinkPad に変更したところまったく通信が出来なくなりました。
手探りで対応方法を模索したところ、接続ケーブルをクロスのUTPケーブルに変更するこ
とにより、通信可能となりました。
最近のUTP_LANインタフェースはMDIオートクロスオーバー機能をサポートしており、UTP
ケーブルに少々の結線違いがあっても接続できてしまうことがある。
少し以前はMDI極性反転機能というのが主流でしたが、最近はおおよそMDIオートクロス
オーバー機能をサポートしているので、そのサポート機能の違いから、不可解な事象が起
きていることが予想されますが、憶測の域を出ていません。
何方か、UTP_LANインタフェース等に詳しい方のアドバイスを頂けませんか。
・ テレビ放送と併用していない。
今回の実験では、同軸ケーブルをLAN専用としてテレビとの併用は行っていません。
・ 理由:
・我が家のテレがCATVのため、当該LANの信号がCATV側に漏れた場合の影響。
(CATVインターネットの上り周波数と重なっている。)
・ 対応:
・RFアンプが上りを遮断しているか確認。
・当該「Splitter」の「CATV端子」への漏れを確認。
・CATV局の確認 等
・今後の検討課題
・ 今後当該「Splitter」が一般に出回り、テレビ視聴がCATVの場合の影響。
・ 100BASE−T規格の製品
(EOC−IN)もあるが、LAN専用とすれば利用可能。
(入手出来次第実験予定・地上アナログテレビ放送と周波数が重なる)
・ 当該「Splitter」が1GHz以上に対応していないため、BS/CSが利用出来ない。
(1GHz以上に対応予定の話もある)
・ BS/CSアンテナへの給電等の確認が必要。
6.今後の予定
・ テレビ視聴への影響確認。
・ 周辺電波環境の測定。
・ 「Splitter」
(EOC−I)間の転送速度測定。
・ 100BASE−Tの製品も実験。
6.その他
・ 当該「Splitter」はインターネットを利用するアマチュア無線家にとって興味ある製品と
思います。
・ JA4CZM局も同様に評価準備中。
・ 興味ある方は是非意見交換をお願いします。(JARL経由のE−Mail JA4CZB)